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【新華社北京1月30日】中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)がこのほど発表した業績予想によると、2021年の上場会社株主に帰属する純利益は140億~165億元(1元=約18円)で前年の2.5~3倍になる見通し。
CATLは21年の大幅な増益について以下の3点を挙げた。
①新エネルギー車(NEV)やエネルギー貯蔵システム市場への浸透率が上昇し、電池販売の増加をけん引した。
②市場開拓の推進と新たな生産能力の稼働により生産量・販売量がともに増加した。
③費用管理を強化したことで費用の対売上高比率が低下した。
同社のすでに発表した公告で、21年第1~3四半期(1~9月)の純利益が前年同期の2.3倍となる77億5100万元だったと明らかにしている。これに基づけば、第4四半期(10~12月)の純利益は62億9千万~87億9千万元と推計される。
同社は新エネルギー分野を世界的にリードするイノベーション企業で、NEV用電池(駆動用バッテリー)システムやエネルギー貯蔵システムの研究開発と生産販売に注力し、世界の新エネルギー応用にトップレベルのソリューションを提供している。韓国市場調査会社SNEリサーチによると、CATLの車載電池搭載量は17~20年、4年連続で世界一となり、21年1~6月もトップを保った。
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