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2021年3月に米国で上場した中国Q&Aサイト大手「知乎(Zhihu)」が4月11日、香港証券取引所に目論見書を提出し、新株発行を行わない形式で香港市場へのデュアル(重複)プライマリー上場を完了した。
政治・経済の混乱や米中関係の変化を受け、アリババ集団や京東(JDドットコム)、百度(バイドゥ)、網易(ネットイース)、携程集団(トリップドットコムグループ)、Bilibili(ビリビリ)など米国で上場する中国インターネット大手が、香港証券取引所への重複上場を選択している。
大手国際会計事務所のアーンスト・アンド・ヤング(EY)の最新のリポートによると、米国市場に上場する中国企業の株価は21年以降、大幅に落ち込み、時価総額は同年最高値から合計1兆ドル(約120兆円)以上下落した。テクノロジー・メディア・通信企業の株価の下げ幅は平均29.35%だった。
3月に発表された知乎の決算によると、21年の売上高は前年比119%増の29億5900万元(約560億円)となっている。
(36Kr Japan編集部)
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