テスラ、上海工場操業停止などが第1四半期の利益圧迫の恐れ

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テスラ、上海工場操業停止などが第1四半期の利益圧迫の恐れ

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米電気自動車(EV)大手テスラは、上海工場が新型コロナウィルス感染症拡大の影響で操業を停止し、ベルリンとテキサスの新工場の生産台数も伸び悩んでいる。投資家は、テスラが目標としている年間納車台数を確保できるか注視している。また、上海工場の操業停止や新工場の建設費用、サプライチェーンのコスト上昇などは、第1四半期の利益を圧迫する可能性があるという。

クレディ・スイスのアナリスト、ダン・レヴィ(Dan Levy)氏は「上海工場の再開時期や、ベルリンとテキサスの新工場の状況が、2022年の納車状況に不確実性を与える。生産コストの高騰と生産効率の低下は、テスラの現在の高い利益率を逆転させることになる」と分析している。

テスラのイーロン・マスクCEOは3月、ロシア・ウクライナ紛争の影響で、原材料や物流面で大きなインフレ圧力に直面していると発言していた。その後、同社は中国や米国などで値上げを実施した。

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(36Kr Japan編集部)

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