21年世界クラウドコンピューティング市場、アリババが前年に続きシェア3位

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米調査会社「IDC」によると、2021年は世界のIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)市場は前年比35.64%増の913億5000万ドル(約10兆9600万円)規模に拡大し、全体として堅調な伸びを示した。

クラウドコンピューティング市場のシェア上位5位は、前年と変わらず、アマゾン(Amazon)、マイクロソフト(Microsoft)、アリババクラウド(阿里雲)、グーグルクラウド(Google Cloud)、IBMの順だった。アリババクラウドはシェア7.4%で、中国のベンダーで唯一トップ3入りを果たした。6位から10位には、ファーウェイクラウド(華為雲)、テンセントクラウド(騰訊雲)、チャイナテレコム(中国電信)、バイドゥクラウド(百度雲)、そしてフランスのOVHcloudがランクインした。

アリババクラウドは世界市場で3位にランクインしているだけでなく、アジア太平洋地域のクラウドコンピューティング市場でも長らくトップシェアを占めている。アリババクラウドは現在、世界26の地域に82のアベイラビリティゾーン(AZ)を設置し、200以上の国や地域でサービスを提供している。

(36Kr Japan編集部)

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