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【新華社北京5月19日】世界初のスマート型無人システム母船が18日、広東省広州市で進水した。南方海洋科学・工学広東省実験室(珠海)が保有するこの船は、世界で初めて遠隔操作および開放海域での自律運航が可能な調査船として、中国の海洋調査、海洋科学分野の進展、海洋経済の発展促進を支える上で、これまでにない利器となる。
スマート型無人システム母船は、世界をリードし、コンセプトが先行する調査船で、重要設備の国産化率が高く、動力システム、推進システム、スマートシステム、調査作業サポートシステムなどのコア製品は、中国で独自に開発されたものとなっている。
母船は全長88.5メートル、型幅14メートル、型深さ6.1メートル、計画満載喫水3.7メートル、計画満載排水量約2千トン、最高速度18ノットで、巡航速度は13ノット。
2021年7月20日に建造が始まったこの船は、進水後、コア設備やスマートシステム、無人システムの試験調整を集中的に行い、年内に海上航行テストを終えて納品する予定。同船の利用開始により、リアルタイムで立体的な海洋観測データの取得が可能となり、従来の海洋観測モデルに変化をもたらし、海洋観測の効率とレベルの向上に重要な意義を持つ。また、海洋科学技術のハイレベル人材の育成とイノベーション能力のさらなる向上にも寄与する。
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