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中国のティードリンクブランド「奈雪の茶(NAYUKI)」を運営する「奈雪的茶控股(Nayuki Holdings)」が、2022年1~6月期の決算を発表した。 当期は新型コロナウイルスの影響が残り、売上高は前年同期比3.8%減の20億4500万元(約410億円)、純損益は2億4900万元(約50億円)の赤字となった。前年同期は4820万元(約10億円)の黒字だった。同社は8月5日に公表した利益警告で、6月は今年初となる単月黒字を達成したと発表した。
同社は全店舗を直営しており、6月末時点の店舗数は85都市で904店。当期の純増は87店だった。また、当期は売上高の80.1%をネット経由の注文が占めた。同社は、デジタル化・自動化による変革や人員の最適化、店舗の賃料交渉などサプライチェーンの最適化を継続し、店舗の収益性回復と向上に全力を尽くしたと説明した。
奈雪の茶は2021年6月30日、1株19.8香港ドル(約350円)の発行価格で香港証券取引所に上場し、ティードリンク業界初の上場企業となった。22年8月31日の終値は、発行価格から71.16%下落して1株5.71香港ドル(約100円)、時価総額は約97億9300万香港ドル(約1750億円)だった。
(36Kr Japan編集部)
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