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人気ゲーム「原神(Genshin)」の長編アニメ化が決定した。同ゲームを開発した中国ゲーム大手「miHoYo(米哈遊網絡科技)」の海外向けブランド「HoYoverse」が9月16日、日本有数のアニメ制作会社「ufotable(ユーフォーテーブル)」と立ち上げた長編アニメの共同制作プロジェクトが正式に始動したと発表した。
原神はオープンワールド型アクションRPGで、2020年9月28日にプレイステーション4・パソコン・スマートフォン(iOSおよびAndroid)版が一斉配信された。字幕は13カ国語、キャラクターの音声吹き替えは中・英・日・韓の4カ国語に対応し、200以上の国や地域に向けてサービスを提供している。
その優れた品質が評価され、GoogleとAppleからは2020年のベストゲームに選出された。翌21年にはゲーム界のアカデミー賞とも呼ばれる「The Game Awards」で、中国のゲーム会社によるオリジナルIPとしては初めて「Best Mobile Game」を受賞した。また、20年と21年上半期には「世界で最もツイートされたゲーム」に輝いている。
原神のプロモーション用短編アニメはすでに多数公開されている。中でも「冬夜の戯劇」はYouTubeで1000万回以上再生され、コメント欄には原神の長編アニメ化を待ち望む声が多く寄せられていた。
原神の長編アニメを共同制作するufotableは、漫画「鬼滅の刃」やゲーム「Fate/stay night(フェイト/ステイナイト)」を原作とするアニメ映画を手がけたことで知られる。20年に公開された「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、全世界での総興行収入が500億円を超え、年間興行収入ランキングで1位となった。
(36Kr Japan編集部)
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