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【新華社北京10月31日】中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)は26日、ブラジルの自動車ディーラー最大手サガ(Saga)と提携し、首都ブラジリアに1号店を構えたと明らかにした。同社は現時点でブラジルに実店舗の正規販売店を10店舗構え、現地の消費者に新エネルギー車(NEV)の質の高い販売とアフターサービスを持続的に提供している。同社はまた、2023年末までに同国で100店を展開するとしている。
BYDブラジル支社の李鉄(り・てつ)総経理は、ブラジルの自動車ディーラー最大手サガとの協力関係を築くことが、同国の市場でBYDブランドの発展を確かなものにする上で極めて重要だとの認識を示した。双方は今後、現地の交通分野のグリーン(環境配慮)・低炭素化を連携して推進していく方針も明らかにした。
同社は現時点で、ブラジルに新エネ車の正規販売店を10店舗構えるほか、主要31都市でのフランチャイズ運営が認められている。年内にその範囲を45都市まで広げ、2023年末までに販売店を100店舗設立する予定。同国ではすでにスポーツタイプ多目的車(SUV)「唐」やセダン「漢」、小型車「D1」のEVを発売しており、近くプラグインハイブリッドカー(PHEV)「宋PLUS DM-i」の予約受け付けを開始するとしている。
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