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【新華社北京10月31日】中国車載電池大手の国軒高科が26日発表した2022年12月期の第3四半期(7~9月)決算は、1~9月の売上高が前年同期比2.5倍の144億2600万元(1元=約20円)、純利益が2.2倍の1億5千万元だった。7~9月は、売上高が2.7倍の57億8800万元、純利益が4.6倍の8556万元。第1四半期(1~3月)比では売上高が48%増、純利益が2.7倍、第2四半期(4~6月)比ではそれぞれ23%増、2.6倍となった。
同社は今年、エネルギー貯蔵分野に引き続き注力している。今月9日には機械電気メーカーの江蘇蘇美達集団(SUMEC)と、電力建設、特にエネルギー貯蔵分野を積極的に模索することで戦略提携協定を締結した。双方はそれぞれが強みとする資源を生かし、大規模な集中型エネルギー貯蔵や移動電源車、バッテリーバンクなどエネルギー貯蔵事業の開発に力を入れる。今後3年間でエネルギー貯蔵プロジェクト協力の電力量を計10ギガワット時にすることでも合意した。
中国の車載電池業界団体、中国汽車動力電池産業創新連盟のデータによると、国内車載電池産業は1~9月も急速な成長を維持した。国軒高科産の車載電池の搭載量も前年同期比98%増の9.35ギガワット時となり、引き続き業界第4位の地位を守った。
同社は生産能力を22年に100ギガワット時、25年に300ギガワット時にする計画を掲げる。今年はその実現に向け、複数の生産拠点の建設を開始している。
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