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【新華社北京11月5日】韓国の市場調査会社SNEリサーチがこのほど発表したデータによると、世界市場における9月の車載電池搭載量は54.7ギガワット時で急増を続け、搭載量トップ10社の車載電池メーカーのうち中国勢は6社を占めた。業界関係者は、中国メーカーは高い技術や市場競争力を武器に引き続き世界をリードするとの見方を示した。
中国の寧徳時代新能源科技(CATL)が19.9ギガワット時で、シェアは36.3%となり、ともに世界一となった。2位以下は、韓国のLGエナジーソリューション(LGES、8.8ギガワット時、16%)、中国の比亜迪(BYD、7.3ギガワット時、13.3%)、日本のパナソニック(3.5ギガワット時、6.5%)、韓国のSK On(SKイノベーションから21年分社、2.8ギガワット時、5.1%)、サムスンSDI(2.4ギガワット時、4.4%)、中国の中創新航科技(旧中航鋰電科技、2ギガワット時、3.7%)、合肥国軒高科動力能源(1.6ギガワット時、2.9%)、欣旺達電子(サンオーダ、1ギガワット時、1.8%)、恵州億緯鋰能(EVEエナジー、0.7ギガワット時、1.3%)の順だった。
1~9月の世界車載電池搭載量は前年同期比75.2%増の341.3ギガワット時。CATLは119.8ギガワット時、市場シェアは35.1%で、世界トップを維持した。
車載電池市場の需要は世界的に旺盛で、搭載量は増加の一途をたどっている。業界関係者は、新エネルギー車(NEV)産業が急速に発展する中、車載電池市場の見通しは明るいとし、中国の車載電池メーカーは進んだ技術を獲得し、産業チェーンも整っており、今後も高い競争優位性を維持するとの認識を示した。
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