テスラ、22年12月は中国市場に注力 NEV購入補助金政策終了前の駆け込み需要狙う 

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中国の新エネルギー車(NEV)購入補助金政策が正式に終了する2022年12月31日を前に、米電気自動車(EV)大手テスラの中国法人は、12月中に新車を購入する消費者に対してさまざまな優遇策を打ち出すと発表した。

最新の情報によると、12月中に販売店に並ぶ「在庫車」を購入した消費者には、6000元(約11万8000円)の減免に加えて、保険料4000元(約7万8000円)の補助を提供する。「モデル3」や「モデルY」をオンラインで購入した消費者には、5000キロメートル分の充電費用などと引き換えられる20000ポイントを特典として贈る。また、ガソリン車など従来車からの買い替え特典として、12月中にテスラ車を注文し、納車までに買い替え契約を完了した消費者には、強化版の運転支援機能を90日間無料で試用できるサービスを提供する。

テスラは10~12月期の後半、上海ギガファクトリーの生産効率をさらに最適化し、中国市場への供給に注力するという。しかし、12月5日には、テスラの中国市場の需要が予想に届いておらず、同社が早ければ12月第2週にも上海ギガファクトリーの減産に踏み切る方針で、同工場の12月の生産量は2割程度減少する可能性があるとの報道があった。テスラに近い複数の関係者は、「情報は事実ではない」として報道を否定した。

公開データによると、22今年1~11月の上海ギガファクトリーの累計納車台数は65万台を超え、21年通年の納車台数48万4130台を既に大きく上回っている。

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*22年12月6日現在のレート(1元=約19.5円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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