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車載向けリチウムイオン電池のリサイクルを手掛ける「広東金晟新能源(Jinsheng New Energy)」(以下、金晟新能)が、新規株式公開(IPO)に向けて手続きを開始した。関連資料によると、同社は11月21日に投資銀行の中国国際金融(CICC)とアドバイザリー契約を締結している。
2010年12月に設立された金晟新能は、リチウムイオン電池の回収からカスケード利用、リサイクルまでを包含するビジネスエコシステムを確立している。 主力製品は硫酸コバルト、硫酸ニッケル、硫酸マンガン、炭酸リチウムといったリチウムイオン電池の材料で、各種バッテリーも製造している。
江西省にある同社の工場は21年、中国工業情報化部が使用済み車載電池のリサイクル施設に求める条件を満たし、「ホワイトリスト」に掲載された。年間処理能力は12.4万トンと中国最大規模となっている。
金晟新能は22年11月2日、シリーズB+で数億元(数十億円以上)を調達した。リード・インベスターは「達晨財智創業投資管理(Fortune Capital)」と「基石資本(CoStone Capital)」、コ・インベスターは自動車部品世界最大手の独ボッシュや「広東産業発展基金(Guangdong Industrial Development Fund)」など。同社のプライマリーマーケットでの評価額は120億元(約2300億円)に達したと報道されている。
*22年12月9日のレート(1元=約19.6円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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