米調査会社のブルームバーグNEF（BNEF）は3月15日、中国市場における2022年の風力発電設備メーカーの新規設置容量ランキングを発表した。

1〜5 位は中国メーカーが独占し、「金風科技（Goldwind）」「遠景能源（Envision Energy）」「明陽智能（MingYang Smart Energy）」「運達股份（Windey）」「三一重能（Sany Heavy Energy）」の順となった。中でも、金風科技は12年連続で市場シェア1位を維持している。一方、海外メーカーは中国市場の激しい競争に押され、新規設置容量が前年比で96％減少した。10位以内に入ったメーカーはなかった。

22年の中国の風力発電設備の新規設置容量は48.8ギガワット（GW）で、21年より13％減少した。このうち、陸上風力発電は前年比5％増の43.6GWとやや増加したが、洋上風力発電は64％減の5.2GWだった。

（36Kr Japan編集部）