中国新興EV8月販売ランキング:首位リープモーターが2カ月連続の10万台超、2位以下は4万台前後の大混戦

中国の主な新興電気自動車(EV)メーカーが、2026年8月の販売(納車)台数を発表した。首位の「零跑汽車(Leapmotor=リープモーター)」は2カ月連続で10万台を突破し、2位以下との差を一段と広げた。2〜7位が約3万〜約4万台の団子状態となるなか、ファーウェイのEVブランド連合「鴻蒙智行(HIMA)」が約4万2000台と頭ひとつ抜けた。

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1位 零跑汽車:10万3129台

零跑汽車(Leapmotor==リープモーター)の8月の販売台数は前年同月比80.7%増の10万3129台となり、過去最高を更新した。7月に初めて10万台を突破したのに続き、2カ月連続で10万台の大台に乗せた。2位の鴻蒙智行(HIMA)との差は6万台を超え、他の新興勢を大きく引き離した。

1~8月の累計納車台数は56万929台。年間100万台の目標達成には、残り4カ月で月平均約11万台の納車が必要になる。

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2位 鴻蒙智行:4万2101台

華為技術(ファーウェイ)が自動車メーカー各社と共同で展開するEVブランド連合「鴻蒙智行(HIMA)」の8月の販売台数は、前年同月比5.6%減、前月比6.5%減の4万2101台だった。2カ月連続で零跑に次ぐ2位を維持したものの、足元ではやや伸び悩んだ。1~8月の累計納車台数は32万8101台となった。

ブランド別では、賽力斯汽車(SERES)と共同展開する「問界(AITO)」が主力となっており、8月の販売台数は約2万台で、前月とほぼ同水準だった。一方、奇瑞汽車(Chery)と共同展開する「智界(LUXEED)」は前年同月比404.2%増の8561台と大幅に伸びた。

このほか、鴻蒙智行では享界(STELATO)や尊界(MAEXTRO)なども含め、ブランドの多様化を進めている。問界への依存度は依然高いものの、智界など他ブランドがどこまで販売規模を拡大できるかが今後の焦点となる。

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3位 小鵬集団:3万9107台

小鵬集団(XPeng)の8月の販売台数は前年同月比3.7%増、前月比2.8%増の3万9107台。1~8月の累計納車台数は約18万2000台となった。

フラッグシップSUV「GX」の8月単月の販売台数は7338台で、3カ月連続で前月を上回る伸びを示した。同社は10〜12月期の月間販売目標を6万台としており、今後投入する新モデルでどこまで上積みできるかに注目が集まる。

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4位 理想汽車:3万7679台

理想汽車(Li Auto)の8月の販売台数は前年同月比32.1%増、前月比23.7%増の3万7679台。1~8月の累計納車台数は26万1647台となった。

新型「L6」が好評で、8月の販売増につながった。9月には新型「MEGA」や純電動SUV「i9」の投入も予定しており、これまで主力だったレンジエクステンダー車に加え、純EVの販売をどこまで伸ばせるかが今後の鍵となる。

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5位 極氪:3万6981台

吉利汽車(Geely Automobile)傘下の高級EVブランド「極氪(ZEEKR)」は、8月の販売台数が前年同月比109.8%増の3万6981台となり、単月の過去最高を更新した。1~8月の累計納車台数は約25万1000台で、前年同期比100.4%増と倍増した。

高価格帯を中心とするブランド戦略を維持しており、今後は高級モデルの販売比率や海外販売の伸びが収益性を左右するとみられる。

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6位 蔚来:3万5836台

蔚来汽車(NIO)の8月の販売台数は前年同月比14.5%増、前月比では0.3%減の3万5836台だった。1~8月の累計納車台数は26万2936台となった。

ブランド別では、メインブランド「NIO」が2万1174台、セカンドブランド「ONVO(楽道)」が8810台、サードブランド「firefly(萤火虫)」が5852台だった。NIOブランドが順調に販売台数を伸ばす一方で、ONVOは前月比で約13%減少した。

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小米汽車:3万台超

スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)が手がける「小米汽車(Xiaomi Auto)」は8月の販売台数が3万台超だったと発表した(具体的な数字は未公表)。これで5カ月連続の3万台超となる。同社初となるレンジエクステンダー車「小米澎程(SkyNomad)」の投入準備も進めており、現在の純EV中心のラインアップから商品構成を広げる計画だ。

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8月のランキングを見ると、リープモーターが「10万台級」で新興首位の座を盤石にする一方で、2位以下には4万台前後の企業がしのぎを削る構図が鮮明になった。小鵬、理想、極氪、蔚来の4社それぞれの差は最大でも約3300台しかなく、各社の人気車種1モデルの販売動向次第で順位が入れ替わる可能性がある。

中国では新エネルギー車の普及率上昇が続いているものの、市場全体の伸びは鈍化しつつある。新興勢にとって、今後は単に販売台数を伸ばすだけでなく、粗利益率や海外展開、新車投入を持続的な収益につなげられるかが一段と重要になりそうだ。

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(36Kr Japan編集部)

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