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中国テック大手のバイドゥ(百度)やアリババ集団などが「ChatGPT」に類似した生成人工知能(AI)を発表したのに続き、AI大手のセンスタイム(商湯科技)も生成AIの開発競争に参戦した。
センスタイムは4月10日、基礎モデルと大規模コンピューティングを組み合わせた汎用人工知能(AGI)の開発を推進する戦略計画を発表した。同日公開した大規模AIモデル「日日新SenseNova」は、自然言語処理(NLP)やコンテンツ生成、自動アノテーション(データに意味を付与するタグ付け作業)、カスタムモデルのトレーニングなどが可能となっている。
同社はまた、テキストからの画像生成、2Dまたは3Dのデジタルアバター生成、複雑なシナリオや細かいオブジェクトの生成など、一連の生成AIモデルとその活用方法を披露した。さらに、独自の汎用AIインフラ「SenseCore」を活用することで、基礎モデルと大規模コンピューティングの統合とイノベーションを実現する研究開発システムも発表した。
SenseCoreは、同社が5年の歳月をかけて構築した汎用AIインフラで、総合演算能力5.0エクサフロップスを誇る。現在のところ、アジア最大級のインテリジェントコンピューティングプラットフォームとなっている。
(36Kr Japan編集部)
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