中国家電大手「美的」、ブラジルに新工場 投資額130億円超

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

新華社大企業注目記事

中国家電大手「美的」、ブラジルに新工場 投資額130億円超

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国家電大手の美的集団はこのほど、ブラジルで現地時間12日に新工場「MIDB」の定礎式を開いたと明らかにした。投資額は7億元(約136億円)余りで、2024年7月の完成、稼働を予定している。

新工場はミナス・ジェライス州ポウゾ・アレグレ市に位置し、敷地面積は7万平方メートルを超え、冷蔵庫の年間生産能力は130万台を見込む。デジタル生産技術と革新的な技術を多数導入し、第1弾の冷蔵庫は2024年7月に生産に入り、同時に販売も開始する。現地市場のほか、南米のその他市場でも販売する。

美的集団の王建国副総裁は新工場について、同社がポウゾ・アレグレ市で行った最初の投資であり、冷蔵庫や洗濯機などの家電を生産すると説明した。4年以内にブラジル冷蔵庫業界のトップブランドになることを目標としていることも明らかにした。

ブラジルは南米最大、世界有数の白物家電市場だ。同社は同国で工場を2カ所保有しており、マナウス市の工場は家庭用エアコンと電子レンジ、カノアス市の工場は業務用エアコンを生産している。(新華社広州)

東芝白物家電を買収し2年で黒字化、世界最大の家電メーカーに。中国「美的」の成功理由を徹底分析(前編)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録