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インドネシア東部の観光都市、ラブアンバジョで10、11両日開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議では、中国の自動車メーカー、上汽通用五菱汽車の新エネルギー車(NEV)「エアEV」が注目を集めた。現地販売法人、五菱インドネシア販売のブライアン・ゴムゴム広報マネジャーによると、会議では専用塗装を施した50台が公式車両の一部として代表団の移動に使われた。
「エアEV」は上汽通用五菱汽車が世界に向けて生産する最新型の純電気自動車(BEV)で、インドネシアでも2022年8月にインドネシア五菱汽車工業パークで生産を開始。累計販売台数は8600台を超え、同年のインドネシア新エネ車市場のシェアは78%を超えた。
インドネシアに進出して5年になる同社は、現地で売れ筋の中国車ブランドの一つになりつつある。22年の販売台数は3万台を超え、地元消費者の人気を集めている。
ASEAN首脳会議の公式発表によると、今回の会議では370台を超える電気自動車(EV)が移動サービスに投入され、うち282台が代表団の移動に用いられた。
東南アジアのEV市場では中国メーカーの動きが目立っている。「エアEV」のほかにも、比亜迪(BYD)が今年3月にタイで最初の工場を着工しており、長城汽車も5月にマレーシア市場で新エネ車3車種を発表した。(新華社ラブアンバジョ)
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