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中国上海市経済情報化委員会の呉金城主任は17日の記者会見で、市は中小・零細企業の「専精特新(専業化、精細化、特色化、斬新化)」を揺るぎなく推進していくと語った。
同市は2011年、「専精特新」の特徴を持つ中小企業の育成を全国でいち早くスタート。現在までに革新型中小企業は1万416社、市級「専精特新」中小企業は7572社、国家級「専精特新」小巨人企業(大きな成長が見込まれるスタートアップ企業)」は500社に達し、いずれも全国のトップレベルを誇った。
同氏は上海市の「専精特新」企業の特徴として次の4点を挙げた。
①総合的実力が比較的強い。年間売上高は平均1億7800万元(1元=約20円)で、1億元以上が35.0%を占めた。136社がすでに上場。146社が上場を計画しており、うち46社がすでに上海取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」に上場申請を提出している。
②産業チェーンのミドル・ハイエンドへと進んでいる。上海市が新型産業として推進する集積回路(IC)、バイオ医薬、人工知能(AI)の三大先導産業と電子情報、生命・健康、自動車、ハイエンド設備、先進材料、ファッション消費財の六大重点産業の企業が「専精特新」企業の3分の2を占め、うち三大先導産業の企業は約15.0%を占めている。約80.0%の企業は主力製品を大企業に直接供給している。
③自主革新能力が向上を続けている。「専精特新」企業の売上高に占める研究開発費支出の割合は平均8.4%、1社当たりの発明特許件数は5件、実用新案およびソフトウエア著作権は29件だった。
④細分化市場の発展に取り組んでいる。52.0%の企業は細分化市場での主要製品のシェアが10.0%を超え、65.8%は国内業界で上位10社にランクインしている。1841社が業界標準の作成に参加し、417社が省級以上の有名ブランドの称号を獲得している。(新華社上海)
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