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著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイは6月19日、中国電気自動車(EV)大手「比亜迪(BYD)」が香港証券取引所に上場する株式253万株を1株266.8香港ドル(約4900円)、総額6億7580万香港ドル(約124億円)で売却した。保有比率は9.21%から8.98%に下がった。同取引所に提出された書類で明らかになった。
同取引所がバークシャーによるBYD株売却を公表したのは12回目。バークシャーは2008年にBYD株2億2500万株を1株8香港ドル(約147円)で取得し、22年8月に初めて保有株の一部を売却した。これまでに手放したBYD株は1億2600万株余りと当初の6割近くに上る。
BYDの株価は3月中旬以降は反発を続け、3カ月間で3割近く上昇。6月15日には268.6香港ドル(約4940円)と今年最高値をつけた。バークシャーがそのタイミングでBYD株を売却したことに注目したい。
6月1日にBYDが発表した生産・販売速報によると、23年5月の販売台数は24万台余りだった。1~5月の販売台数は計100万2600台で、すでに前年の累計販売台数(186万台)の半数を超えている。
*2023年6月27日のレート(1香港ドル=約18.4円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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