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中国の自動運転企業「知行科技(iMotion)」が9月11日、香港証券取引所のヒアリング通過後の資料集を公開した。間もなく、自動運転企業としては初めて同取引所のメインボードに上場する見通しとなっている。
2016年に設立された知行科技は、自動運転ソリューションのリーディングカンパニーで、自動運転用のドメインコントローラーを中心に提供している。すでにレベル2~2+の自動運転ソリューションを製品化しており、現在は自動車メーカー向けにレベル2~4の自動運転ソリューションを開発している。
23年1~3月期の売上高は前年同期比約130%増の約3億6000万元(約72億円)だった。20年から23年3月までに販売した自動運転用ドメインコントローラーは累計約12万台。23年1~3月期の販売台数は、前年同期の8118台から2万6047台へと大幅に増加した。
米コンサルティング大手のフロスト&サリバンによると、知行科技は22年の自動運転用ドメインコントローラーの売上高で中国2位のメーカーとなっており、市場シェアは26.2%だった。
知行科技はすでに、吉利汽車(Geely Automobile)、長城汽車(Great Wall Motor)、奇瑞汽車(Chery Automobile)、東風汽車集団(Dongfeng Mortor Group)などの大手企業15社と製品の供給契約を結んでいる。
*23年9月14日のレート(1元=約20円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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