インド当局、中国スマホ「vivo」の現地幹部を逮捕 マネーロンダリングの疑い

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インド当局、中国スマホ「vivo」の現地幹部を逮捕 マネーロンダリングの疑い

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インド政府の金融犯罪対策機関、執行局(ED)が2023年12月23日までに、マネーロンダリング(資金洗浄)に関与した疑いで、中国スマートフォン大手「vivo」のインド法人幹部を2人以上逮捕したことが明らかになった。複数のメディアが報じた。拘束された幹部には、同社の臨時CEO(最高経営責任者)とCFO(最高財務責任者)が含まれているとの情報もある。

これを受け、vivoの広報担当者は「非常に驚いている」としたうえで、「インド当局による(幹部の)逮捕は、ある種の嫌がらせ行為が継続していることを示し、業界全体に不確実性をもたらしている」と述べた。

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23年4〜6月期、vivoはインド市場で17%のシェアを占め、出荷台数は韓国サムスン電子に次ぐ2位だった。しかも、シェア上位5社では唯一、前年同期から出荷台数を伸ばしていた。

中国のスマホメーカーにとって、インドは最大の市場の一つだ。しかし、インド政府が中国企業への投資審査を強化した20年以降は、vivoだけでなくファーウェイやシャオミ、OPPOなど複数の中国スマホメーカーがインド当局の調査を受けている。

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(36Kr Japan編集部)

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