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北米地域で急成長中の物流企業「UniUni」がこのほど、5000万ドル(約78億円)を調達した。米DCMベンチャーズが出資を主導した。1月に実施したシリーズB2では2000万ドル(約31億円)を調達している。
UniUniは2019年、魯俊偉(Peter Lu)氏が移住先のカナダで設立した。「物流版のUber」として、自家用の車やバイクを持つドライバーを集め、彼らの手で顧客に荷物を届けてもらう「クラウドソーシング物流」モデルで北米のラストワンマイル物流市場に切り込んだ。このモデルを採用したことで、物流プラットフォームの運営コストが大幅に低減し、ラストワンマイルの配送効率も向上した。同社はさらに、ビッグデータを活用した標準作業手順書(SOP)とデータシステムを構築した上で、ロボットを導入した超大型仕分けセンターを次々に開設し、事業規模を急拡大させた。
UniUniは現在、ロサンゼルスやニューヨーク、ダラス、マイアミ、シカゴなど、米国やカナダで50カ所以上の超大型仕分けセンターを運営しており、AmazonやEbayなど大手電子商取引(EC)プラットフォームや北米の地元企業に向けて、高品質で規格化されたラストワンマイル物流と関連サービスを提供している。
*2024年4月19日のレート(1ドル=約155円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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