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プール用ロボット掃除機を「Aiper」ブランドで展開する深圳市元鼎智能創新がこのほど、シリーズBとシリーズB+で計6000万ドル(約90億円)余りを調達した。シリーズBは招銀国際(CMB International)が主導し、シリーズB+は大手新エネルギー企業が主導した。22年に実施したシリーズAでは、ベンチャーキャピタルのXVCと電池メーカーの欣旺達電子(サンオーダ)から約1500万ドル(約20億円)を調達している。
Aiperは2015年に設立された消費者向け電子機器ブランドで、19年にはコードレスのプール用ロボット掃除機を発売、中国では業界のパイオニアとして知られる。現在は、欧米市場を中心に事業展開を進めており、これまでの累計出荷台数は150万台以上、24年の出荷台数は100万台を超える見通しで、世界で最も急成長するプール用ロボット掃除機ブランドとなっている。
製品は、アマゾンや独立系サイトなどオンラインチャネルでの売れ行きが非常に好調なだけでなく、米国のホームセンター大手「ホーム・デポ(Home Depot)」のほか、会員制スーパー大手の「コストコ(Costco)」や「サムズ・クラブ(Sam’s Club)」など、欧米の主なオフラインチャネルで販売されている。24年中には、オフラインストア7000店以上で取り扱いが始まる見込みだという。
24年7~9月期に発売を予定している第3世代のプール用ロボット掃除機は、プールの立体洗浄、水中通信、水中マッピング、水質管理などの技術面が大きく進化している。
*1ドル=約154円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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