人工知能（AI）を活用したコンテンツ制作プラットフォームを提供する「北斗智影」がこのほど、「南京文投股権投資管理」と「北京中科金財科技」から1億元（約20億円）近くを調達した。資金は研究開発と技術向上に充てられる。

北斗智影は、先進的なAI技術に基づくコンテンツ制作プラットフォーム「北斗AI」を立ち上げた。北斗AIには、膨大なショートドラマのリソースやデータ分析サポート、世界中の動画プラットフォームへのワンクリック配信機能が統合されているため、クリエイターの作業効率を高めることができる。

また、AIによる字幕生成やフェイススワップ、吹き替え、編集、翻訳、テキストからの動画生成機能など、数多くの最先端AIツールを内蔵しており、多言語ローカライズもサポートしている。さらに、AIによって世界の人気キーワードなどをリアルタイムで追跡し、「バズる」ためのインスピレーションをクリエイターに提供し、コンテンツ表現の分析ツールによって制作戦略を最適化する。北斗AIは、膨大なリソースの統合や制作用AIツール、的確な配信戦略、緻密なデータ分析などを通じ、クリエイターが高品質なコンテンツを効率的に制作し、収益を最大化できるようサポートするという。

制作費1000万円で売上20億円！中国の中高年がハマる「ショートドラマ」実情　”熟年の恋”に刺さるも潜む課金の罠

＊1元＝約21円で計算しています。

（36Kr Japan編集部）

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