中国ZTEの傘下ブランド「nubia」、日本市場参入

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中国通信機器大手、中興通訊(ZTE)の傘下ブランド「nubia」が14日、東京で3機種の新製品を発表し、日本市場に正式参入した。新製品は人工知能(AI)技術の応用を軸に、独自のデザインを通じて個性とイノベーションを重視する若者たちにアピールしている。

今回発表された製品の主力となる折り畳み式スマホ「nubia Flip 2」は約3・0インチのサブスクリーンを搭載し、191グラムと軽量。洗練された外観デザインで、利便性を際立たせている。機能面では、サブスクリーン操作で異なる角度の自撮りができるほか、AI技術によるAIマジック消しゴムやAIポートレートなどのカメラ機能を持ち、通話中のリアルタイム通訳も行うことができる。ZTE端末製品経営センターの羅煒副総裁は「AIは単なる機能ではなく、製品の技術再構築であり、最も直接的なのはインタラクティブな体験だ」と強調した。

スマートフォン「nubia S 5G」とタブレット「nubia Pad SE」も同日発表され、それぞれ1月16日、17日から正式に発売される。「nubia」のデビューは日本のメディアや業界から広く注目され、多くの来場者が体験エリアで三つの新製品を試用した。

ZTEの梅中華上級副総裁は、日本市場への進出が「nubia」ブランドの国際化に向けた重要なマイルストーンになると強調し、常に製品のイノベーションと独自性を求めており、日本市場の影響力で他国市場での発展をさらに促進したいと述べた。

「nubia」はここ数年、国際市場を積極的に開拓し、東南アジア、中東、中南米、欧州、アフリカなどの30以上の国と地域で事業を展開している。ZTEジャパンの周濤代表取締役社長は「ZTEは2008年に日本に進出し、スマートフォンの販売量は年々増加し、十数年の間に100種類近くの端末製品を発売している」と説明した。「nubia」ブランドの日本参入では、若年層を対象に個性的なブランドイメージを確立していくことを目指しているという。【新華社東京】

中国ZTE、ハイエンドスマホ「nubia」で日本へ本格参入 注目の折りたたみ式も近日発売

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