中国SNS・小紅書(RED)、“2次元島”イベントを仕掛ける 上海・復興島がオタクの聖地に変身

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

新華社EXCITEのRSSに登録大企業注目記事

中国版インスタ「RED」、“2次元島”イベントを仕掛ける 上海・復興島がオタクの聖地に変身

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国のSNSアプリ「小紅書(RED)」の運営会社、小紅書科技が主催するイベント「RED LANDオープンワールド冒険島」が8~10日、上海市楊浦区の復興島で開催される。期間中、復興島は2次元のテーマアイランドへと姿を変え、人気ゲームやアニメの1シーンと融合した演出で、愛好者に没入型体験を提供する。7月31日に行われた関連の記者会見で明らかとなった。

復興島は面積約1.3平方キロ。島内には約30万平方メートルの工業施設や敷地資源があり、文化、観光、商業、スポーツ、展示などを多元的に融合させたイベントの開催が可能となっている。

楊浦区は2次元経済の重要な拠点であり、現在、2次元ブランド集積区の構築に力を入れている。ここ数年は、上海次元漫遊フェスティバルや上海国際クロス次元産業ブランドデーなどのイベントを通じて、2次元文化の分野で熱狂的なブームを生み出している。

「五条悟Only」から「母キャラOnly」まで⋯変貌する中国“オタクイベント”の最前線

徹夜で限定グッズを買い占め、日本の「ちいかわ」が中国で人気爆発の理由

イベント期間中は区内の船台パークや共青路倉庫、復興島公園に、それぞれの空間の特色と人気ゲームやアニメの名場面を組み合わせた没入型体験エリアが設置され、50を超える話題のゲームや人気の「2次元IP(知的財産)」コンテンツが集結する。オンラインゲームさながらに、来場者は島に「上陸」後、自由にキャラクターを選択し、装備バックを受け取って、専用のストーリーを展開する。さらに約50の体験型ブースでミッション達成を記録するバッジを獲得することもできる。【新華社上海】

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録