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米自動車関係アナリストKevin Rooke氏の統計によると、2019年10月現在、テスラは設立して以来合計807,954台の電気自動車を販売しており、それに対し中国のEV大手の「比亜迪(BYD)」のこれまでの合計販売台数は787,150台だという。この数値よると、テスラは現在世界最大の電気自動車メーカーとなっている。
世界の電気自動車販売台数(純電気自動車やハイブリッド型が含む)において、BYDとテスラは長い間トップ2の地位を占めていた。アメリカの電気自動車メディア「TheDriven」のデータによると、2018年の両社の販売台数はそれぞれ247,811台(BYD)と245,506台で、3位のルノー・日産アライアンスの150,374台を大きく上回っている。
Kevin Luke氏の統計によると、2019年、テスラの電気自動車の販売は前年比で60%増加し、BYDは前年比で37.5%増加した。
テスラは、中国の上海工場で現地生産している量販車種「Model 3」の納車を2020年1月下旬より開始する見通しだと発表した。これは、世界最大の電気自動車市場である中国で、テスラが中国国内のEVメーカーとより激しい競争に入ることを意味する。ただ、実際の販売価格から見ると、テスラの中でも最低価格のModel 3は35万元(約530万円)で、BYDの新しいエネルギー車の価格は基本20万元(約300万円)以下となるので、両者が狙う消費者層が異なるため、正面衝突というかたちにはまだならないだろう。
中国工業情報部では最近、「新エネルギー車産業開発計画(2021~2035年)」に関する意見を公募している。同計画には、2025年に新エネルギー車の販売数が全自動車販売数の約25%に達すると記されている。 2018年の中国の新エネルギー車の販売台数は125万6千台で、市場の約4.5%しか占めていないため、成長の余地は非常に大きい。 将来的にどの会社が世界最大の電気自動車メーカーになるのかに関して、中国市場を握れるかどうかが決め手になるかもしれない。
作者:未来汽車日報(Wecha ID:auto-time),牛曉通
原文URL:https://auto-time.36kr.com/p/484736399310855
(翻訳・Ai)
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