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中国の動画生成AIスタートアップ「愛詩科技(AIsphere)」がこのほど、シリーズCで3億ドル(約480億円)の資金を調達した。この調達額は、2月に米Runwayが実施した3億1500万ドルに次ぐ世界最大級規模となる。
今回のラウンドは、鼎暉投資(CDH Investments)系および鼎暉百孚(CDH Baifu)が主導し、三七互娯(37 Interactive Entertainment)、亦荘国投(E-Town Capital)、UOB Venture Management、華僑銀行(OCBC)傘下のLion Xなど、国内外の有力機関十数社が名を連ねる。
愛詩科技は2023年4月、中国ネット大手バイトダンス(字節跳動)の映像技術責任者を務めた王長虎氏が設立した。これまでに複数回の資金調達を行い、25年9月にはアリババが主導したシリーズBで6000万ドル(約95億円)を調達した。
主力サービスは、テキストや画像から高品質な動画を短時間で生成できる動画生成AI「PixVerse」だ。最新モデル「PixVerse V5.6」は、AI性能評価サイト「Artificial Analysis」で、テキスト/画像から動画生成の両部門で世界2位にランクインした。さらに、26年初めにリアルタイム・ワールドモデル「PixVerse R1」も発表。ユーザーの指示に応じて動画内容をリアルタイムに変化させることが可能となり、インタラクティブな動画生成を実現した。
2026年に入り、動画生成AI技術の進化はさらに加速している。中国ショート動画大手の快手科技が開発した「Kling 3.0」は、映画レベルの表現力を実現したとされ、注目を集めた。また、バイトダンスの「Seedance 2.0」も話題となり、創作のあり方を大きく変えるのではないかと議論を呼んだ。
中国勢が高性能なモデルを相次いで投入し市場が活性化するなか、業界の先駆者である米OpenAIには激震が走っている。同社は3月24日、著作権侵害への懸念やリソースの集中を理由に、動画生成サービス「Sora」およびAPIの提供終了を発表した。
*1ドル=約159円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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