SHEIN、いよいよ香港上場へ 米関税逆風で利益率8.7→4.9%に

中国発ファストファッションブランド「SHEIN(シーイン)」は7月26日、香港証券取引所に上場審査後の資料を開示し、上場審査を通過した。予定通り上場すれば、香港市場での越境EC分野における2026年最大の IPO(新規株式公開)になる。

中国発SHEIN、香港上場へ 評価額はピーク比6割減も、今年最大級のIPO案件に

SHEINの25年売上高は418億ドル(約6兆9000億円)で、23~25年の年平均成長率(CAGR)は14.2%に達した。一方、純利益は20億6000万ドル(約3380億円)で、24年の33億6500万ドル(約5520億円)から大幅に減少し、純利益率も8.7%から4.9%に低下した。25年末時点で、同プラットフォームのアクティブユーザー数は約2億7300万人に達し、約160の市場で事業展開している。

目論見書によると、米国が800ドル(約13万円)以下の輸入小包を対象としたデミニミス(少額貨物免税)制度を廃止したことで、米国事業における物流コストなどが上昇し、売上高の伸びを圧迫したという。その一方で、SHEINは欧州やブラジルなどの海外市場への開拓を進め、現地化したサプライチェーンや物流体制を整備することで、貿易政策の変化によるリスク分散を図っている。

中国越境ECに各国が包囲網。日本や欧州、小口輸入貨物に課税強化の動き

*1ドル=約164円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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