中国の新型エネルギー貯蔵設備、前年比61%増 大規模化と多様化が加速

中国国家能源(エネルギー)局はこのほど、建設が完了し、稼働している新型エネルギー貯蔵設備の規模が6月末時点で出力1億5300万キロワット、容量3億9600万キロワット時となり、前年同期比61%増加したと明らかにした。利用状況も好転し、年間等価利用時間数は2023年が611時間、24年が911時間、25年が1195時間と年を追うごとに増え、系統の調整力としての機能を効果的に発揮している。

中国電力企業連合会の劉永東副秘書長によると、第14次5カ年規画(2021~25年)期間に中国の新型エネルギー貯蔵設備の規模は41倍超に増加し、商業化の初期段階から大規模化への歴史的飛躍を実現した。第15次5カ年規画(2026~30年)期間も高い伸びを維持し、新規設備の規模は出力ベースで約1億6000万キロワットとなる見通し。「新型電力系統建設の第15次5カ年規画」では、30年までに全国の新型エネルギー貯蔵規模が3億キロワットに達すると見込む。

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現在はリチウムイオン電池、ナトリウムイオン電池、圧縮空気、フライホイール、溶融塩などさまざまなエネルギー貯蔵技術の導入が加速し、多様で相互補完的な発展構造が形成されている。

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湖北省応城と山東省肥城の計2カ所の30万キロワット級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所が運転を開始したことで、圧縮空気エネルギー貯蔵設備の規模は出力ベースで累計107万キロワットに達し、新型エネルギー貯蔵設備に占める割合は1%近くになった。圧縮空気エネルギー貯蔵は大規模、長寿命、安全性と電力系統を支える能力が高いなどのメリットを備え、長時間エネルギー貯蔵の中で最も発展の潜在力が高い技術の一つとされ、第15次5カ年規画期間に急速に発展すると考えられている。 【新華社北京】

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