米ショート動画「トリラー」、TikTok禁止令を追い風にインドでも勢力拡大

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米ショート動画「トリラー」、TikTok禁止令を追い風にインドでも勢力拡大

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インド時間8月24日、米ショート動画アプリ「Triller(トリラー)」が、インドの音楽ストリーミングプラットフォーム「JioSaavn」との提携で合意したと発表した。当該プラットフォームはインド一の大富豪Mukesh Ambani氏が会長を務めるインド最大のコングロマリット「リライアンス・インダストリーズ(RIL)」に所属する。

トリラーは米国製のショート動画アプリで、TikTokと類似した機能を備える。 8月1日時点で、トリラーは世界中で2億5000万回ダウンロードされ、グローバルMAUは6500万に達した。このうち50カ国でダウンロード数第1位になっている。

インドはかつてTikTokの最大の国際市場だった。情報筋によると、TikTokのインドでの事業資本は以前、30億ドル(約3150億円)以上と見積もられていた。6月末に運用が禁止された時、TikTokはインドに2億人以上のユーザーを擁していた。

JioSaavnはインドに3億人以上のユーザーを蓄積しており、今回の提携によりトリラーはユーザー数や使用量の大幅増加を見込める。この戦略は、TikTokがインドで禁止されている間に、トリラーがインドの市場を奪うための重要な第一歩だ。

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