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9月1日、米株式市場でビデオ会議サービス「Zoom」を運営する「Zoom Video Communications」の株価が急騰し、終値は前日比40.78%増の457ドル69セントとなった。同社が前日に公表した2020年第2四半期の業績が市場予想を上回る好決算だったためで、同日終値ベースの企業評価額は1291億1600万ドル(約13兆7000億円)に達した。これにより、Zoomの評価額はIBMなどを抜き、米国のテクノロジー企業でトップ20に入った。同社の株価は年初から累計で572.7%上昇しており、最新の企業評価額は上場当時の8倍となっている。
今年の上半期は新型コロナウイルスの流行により、クラウド型ビデオ会議ツールの需要が爆増した。米モバイルアプリ調査会社「Sensor Tower」のアプリストアデータによると、今年の第2四半期、Zoomの月間平均アクティブユーザー数は前年同期比4700%増となる1億4800万人だった。5月には、Zoomは世界モバイルアプリダウンロード数ランキング(ゲームを除く)でショート動画アプリ「TikTok」に続く第2位となり、同月のダウンロード数は前年比43倍の9460万回であった。
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