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9月1日、宅配大手「YTO Express(圓通速逓)」が、アリババグループでソフトウェア開発などを行う「阿里巴巴(中国)網絡技術」に同社の株式3億7917万9681株を1株17.406元(約270円)で譲渡すると発表した。これは同社株式の12%にあたり、譲渡によりアリババから調達する金額は合計66億元(約1025億円)だ。
アリババが保有するYTO Express株は以前10.5%未満であったが、譲渡後は合計で22.5%の株式を保有することとなる。アリババは2015年からYTO Expressに出資しており、同社2番目の大株主となった。
この発表を好感し、翌9月2日の株式市場でYTO Express(600233.上海)の株価は値幅制限に達し、YTO Express International(06123.香港)は取引時間中に250%超上昇した。
中国の六大物流会社である「順豊(SFエクスプレス)」、「申通(STO Express)」、「中通(ZTO Express)」、「百世(Best Express)」、「韻達(Yunda)」、圓通のうち、現時点では順豊以外の5社がアリババ傘下に入っている。
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