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9月末、K12(幼稚園~高校)の学習をオンラインでマンツーマンサポートする「掌門1対1」を運営する「掌小門教育科技(Zhangmen Education Technology )」(以下「掌門教育」)が新たに4億ドル(約413億円)を調達したと報じられた。出資者は「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」、「元生資本(Genesis Capital)」、「カナダ年金制度投資委員会(CPPIB)」、世界銀行傘下の「国際金融公社(IFC)」、「華人文化産業投資基金(China Media Capital;CMC)」など。
36Krがこの情報について掌門教育に確認を求めたが、同社はコメントを控えた。公開情報によると、掌門教育は2014年にオンライン教育事業へシフトし、これまでに7度の資金調達を行っており、調達総額は数十億元(数百億円)に達している。
掌門教育は掌門1対1のほか4~10歳向けの「掌門小児」など教科指導や総合素養教育を提供する製品を擁し、3歳から18歳までの全学齢期をカバーしており、中国全土600の省・市・県に4000万人以上の登録ユーザーがいる。このうち、オンラインマンツーマン教科指導事業を手掛ける掌門1対1は、有料受講生の更新率が87%に達し、この分野では8割近いシェアを占めている。
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