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11月4日、BMWグループは2020年第3四半期の決算を発表した。決算報告書によると、2020年第3四半期、グループの売上高は、262億8000万ユーロ(約3兆2300億円)となり、前年同期の266億7000万ユーロ(約3兆2800億円)に比べわずか1.46%の減少幅だった。純利益は前年同期比9.6%増の24億6000万ユーロ(約3020億円)で、このうち自動車部門のEBIT(利払い・税引き前損益)マージンは、前年同期の6.6%から6.7%に改善した。
BMWグループは決算報告書の中で、第3四半期に増益となった要因は、中国の高級車市場における需要回復と、「魅力的なモデルラインナップの立ち上げ」にあると述べている。
決算報告書のデータによると、BMWの第3四半期における世界販売台数は前年同期比8.6%増の67万5600台に達し、このうち中国市場での販売台数は同比31.0%増の23万9200台だった。
2020年1~9月期の世界販売台数は同比12.5%減の163万8200台となり、米国市場は25%減、欧州市場は19.7%減と軒並みマイナスだったのに対し、中国市場では56万300台を販売して6.4%増とプラス成長となっている。
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