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11月25日、アリババ傘下で医療関連のネットサービスを手がける「阿里健康(アリヘルス)」(香港証券コード:00241)が2020年9月中間決算を発表した。2020年4月1日から9月30日までの期間におけるアリヘルスの売上高は前年同期比74%増の71億6200万元(約1133億円)となった。
また同期間にアリヘルスは黒字転換を達成。昨年同期は760万元(約1億2000万円)の損失だったのに対し、20年中期は2億7900万元(約44億円)の純利益となり、調整後の純利益に関しては前年同期比286.4%増の4億3600万元(約68億円)となった。
収益を大きく押し上げた主な要因は自社仕入れによる医薬品販売事業と医薬品ECプラットフォーム運営事業の成長だ。同時期、アリヘルスの自社仕入れによる医薬品販売事業の売上高は前年同期比75.7%増の60億3600万元(約955億円)で、このうち、一般用医薬品(OTC医薬品)と処方薬のオンライン販売による売上は同事業全体の61.7%を占め、医薬品ECプラットフォーム事業による売上は前年同期比71.4%増の9億2500万元(約146億円)となった。
2020年9月30日時点で、アリヘルスが展開するオンライン直営店の年間アクティブ消費者数は6500万人を超え、半年前に比べ1700万人増加した。また、アリヘルスが運営する「天猫(Tmall)」の医薬品プラットフォームのGMV(商品流通総額)は554億元(約8766億円)超となり、年間アクティブ消費者数は2億5000万人を上回っている。
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