セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
メディア製作会社「歓喜伝媒(Huanxi Media)」は、傘下のストリーミングメディアプラットフォーム「歓喜首映(huanxi.com)」が、ファーウェイ(華為技術)、シャオミ(Xiaomi、小米科技)それぞれと動画配信分野において提携協定を締結したことを発表した。
協定によると、歓喜首映はファーウェイおよびシャオミのスマートテレビ・スマートフォン製品に「歓喜首映」エリアを設け、双方はユーザーの有料視聴による収益を共有する。
コロナ禍の影響で、歓喜伝媒が出資した映画の多くは映画館での公開延期を余儀なくされたが、ストリーミングは予想外の収益をもたらした。今年上半期、歓喜伝媒が独占的に出資した映画「囧媽(Lost In Russia)」がオンライン配信で4億9200万香港ドル(約65億6000万円)を売り上げ、純利益は2033万香港ドル(約2億7000万円)となった。
歓喜伝媒は今年8月末に中国の大手動画共有サイト「ビリビリ動画(bilibili)」と5年間の提携協定を締結し、9月21日に株式の譲渡を終えた後、ビリビリ動画は正式に歓喜伝媒第4の株主となった。歓喜伝媒は傘下メディアへのアクセスを他社のプラットフォームと連携することで、ユーザー数を増加させることができる。今回、ファーウェイ、シャオミとの提携を行ったことで、その版図が再び拡大したことになる。
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録