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米アップルが来年9月に初のEV「アップルカー」をリリースするという。米テック系メディア「The Verge」が12月21日、サプライチェーン筋の話として報じた。従来の予想より2年早く世に出される形となり、試作車はすでに米カリフォルニア州ですでにテスト走行を開始したとも伝えられている。
アップルカーの材料需要に対応するため、台湾の「和大工業(Hota Industrial Manufacturing)」や「貿聯(BizLink)」など大手部品メーカーは受注が満杯の状況だ。
このほか、アップル製品のチップ製造を請け負う「TSMC(台湾積体電路製造)」も、アップルと共同で自動運転用チップの開発を行っているという。
アップルが自動車の製造に取り組んでいるというニュースは、長年報じられている。早くは2014年、同社はスマートEV開発計画「プロジェクト・タイタン(Project Titan)」を立ち上げ、NVIDIAやサムスンおよび主要な自動車企業などから、次々に人材を引き抜いた。その後2016年、同プロジェクトは自動車用ハードウェアの開発から自動運転システムの研究開発に転換した。
これまでにアップルは自動運転、車体、ソフトウェア、安全対策などの分野で100以上の自動車関連特許を取得している。
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