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3月18日、米国市場の取引開始前に、中国ソーシャルメディア大手の「微博(Weibo)」が2020年第4四半期および通年の財務報告書を発表した。
報告書によると、2020年第4四半期、微博の売上高は前年同期比10%増の5億1340万ドル(約550億円)となり、ブルームバーグ予測の4億9800万ドル(約540億円)を上回った。調整後の純利益も、ブルームバーグ予測の1億6400万ドル(約170億円)を上回り、2億1270万ドル(約230億円)だった。
2020年通期の売上高は、前年の17億7000万ドル(約1920億円)に対し、16億9000万ドル(約1840億円)。調整後の純利益は、前年の6億3750万ドル(約690億円)に対し5億4750万ドル(約590億円)であった。
微博の主な収入源は広告とマーケティングによるもので、ここ3年間は総売上高の80%以上を占めている。ユーザー数に関しては、2020年12月の月間アクティブユーザー数(MAU)が5億2100万人に達し、前年の同時期に比べ約500万人の純増。そのうちモバイルMAUが全MAUの94%を占めた。同月における1日あたりの平均アクティブユーザー数(DAU)は2億2500万人で、前年同月比で約300万人の純増。
微博は香港での重複上場のため投資銀行を手配したとか、7億ドル(約760億円)を調達したといった報道もある。決算報告を受け、同日微博の株価は上昇。18日の終値は前日比4.68%増の52ドル80セント(約5700円)となった。
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