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業務用清掃ロボットブランド「高仙機器人(Gaussian Robotics)」を運営する「高仙自動化科技発展(Gaoxian Automation Technology Delelopment)」が、シリーズB全体で約1億ドル(約108億円)を調達した。同社は2019年3月にシリーズBで数億元(数十億円)、2020年9月にシリーズB+で1億5000万元(当時約23億円)を調達している。出資者はテンセント(騰訊)、「美団(Meituan)」「中信建投資本管理(China Capital Management)」「藍馳創投(BlueRun Ventures)」など。
2013年に設立された高仙自動化科技発展は、業界内でも最初期にSLAM(自己位置推定および環境地図作成)によるソリューションを提供し始めた企業だ。同社の清掃ロボットは除塵、洗浄、つや出し、消毒などの機能があり、使用シーンに応じて各種アタッチメントをフレキシブルに組み合わせられる。自社工場を有し、半年以内という短いサイクルで製品のアップグレードも可能だ。
高仙自動化科技発展はここ数年の間に、中国商用不動産デベロッパー上位50位に入る企業の半数以上にサービスを提供してきた。インテリジェント清掃ロボットの中国国内シェアは90%以上にもなる。また、製品の40%が海外で販売されており、世界30以上の国・地域で1500以上のプロジェクトに使用されている。
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