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VR(仮想現実)ヘッドセットを開発する「Pico」が、一体型VRヘッドセット「Pico Neo 3」と「Pico Neo 3 Pro」をリリースした。両モデルとも、クアルコム製チップ「Snapdragon XR2」と自社開発による6DoF(Depth of Field;3次元において取り得る動きの自由度を指し、6DoFでは頭の上下左右前後の動きを検知)追跡システムを搭載し、4K解像度の液晶ディスプレイ(LCD)を採用している。
Pico Neo 3は一般消費者向けで、販売価格は2499元(約4万2000円)から。Pico Neo 3 Proは法人向けで、5699元(約9万6000円)からとなっている。
PicoはVR市場におけるベテランプレーヤーだ。IT専門調査会社IDCによると、Picoは2020年第4四半期、中国の一体型VRヘッドセット市場で57.8%を占め、シェア1位。同社は21年3月の初旬にシリーズB+で2億4200万元(約41億円)を調達したと発表したばかりで、シリーズB全体で4億3500万元(約73億円)を調達している。
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