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6月1日、暗号資産(仮想通貨)マイニング機器メーカー「カナン(Canaan、嘉楠科技)」(NASDAQ: CAN)が、 2021年第1四半期の財務報告書を発表した。財務報告によると、第1四半期の売上高は前年同期比489.9%増の4億280万元(約69億2000万円)。売り上げ大幅増の背景にはビットコイン用マイニングマシンの出荷台数増加がある4という。また、海外市場での売上高が全体に占める割合は昨年の4.9%から大きく伸びて78.4%になった。
売上総利益と売上総利益率は、2020年同期が239万元(約4110万円)および3.5%、前期(2020年第4四半期)は909万元(約1億5600万円)および23.8%だったのに対し、本四半期は1億9420万元(約33億4000万円)および48.2%に増加した。
このほか、同社董事長の張楠賡氏は6月1日のアナリスト向け電話会議で、同社はマイニングマシンの材料の一つであるウエハーの製造工場に対し約2億ドル(約220億円)を入金済みで、今後12カ月間分の生産供給能力は確保していると述べた。
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