中国の民泊仲介「小猪」が340億円調達。Airbnbとの競争視野

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中国の民泊仲介「小猪」が340億円調達。Airbnbとの競争視野

最前线|小猪短租完成新一轮近3亿美金融资,与Airbnb竞争加码

住宿共享平台小猪短租于今日宣布完成新一轮近3亿美元融资,由云锋基金、尚珹资本领投,新加坡政府投资公司(GIC)、愉悦资本、晨兴资本、今日资本跟投。泰合资本继续担任公司融资的独家财务顾问。小猪联合创始人兼CEO 陈驰表示,未来将加大安全体系和服务生态的投入。

官方数据显示,截至2018年10月,小猪全球房源突破50万套,覆盖全球650多座城市及目的地。

以住宿平台核心指标之一的房源数计,小猪的竞争对手Airbnb在全球房源数为450万套,途家超过120万套(国内80万),美团旗下榛果民宿超过25万套。而以间夜量计,据36氪向业内人士了解,小猪和Airbnb在中国国内市场不相上下,仍落后于背靠携程、在流量端优势明显的途家。

本轮融资距离上一轮已经过去一年时间。这一年中,在持续提升房源供给的基础上,小猪的战略方向主要有两个:一是通过战略合作推进国际化,二是向底线城市乃至乡村地区下沉。

今年3月,小猪短租宣布与Booking集团旗下Agoda建立战略合作,后者在东南亚地区拥有较大的房源优势。双方承诺向对方输出民宿房源,首批数量超过10万套。

不难看出,小猪在国际化方面主要是借助合作伙伴来实现,在国内市场,小猪则通过做重运营来下沉。小猪短租CEO陈驰在一年前接受36氪采访时表示,上一轮融资的1.2亿美金中很大部分会用在运营团队的扩建上,“小猪线下目前在20多个城市有运营团队,能辐射50多个城市,明年会再增加50多个。”陈驰彼时说。

小猪最大的竞争对手之一Airbnb也在加速下沉到低线城市,寻求新的增长点。据Airbnb的最新数据,境内游业务的占比已经到达50%,而非一线城市订单量增长更高达170%。频频换帅展示了Airbnb对于中国市场的决心,其策略也从针对中国出境游人群,转向更重视境内游市场,在房源、房东和社区的全面发力扭转了它在中国市场乏力的形象,令其成为小猪更加强劲的对手。

在扩充房源供给的同时,小猪也在加强流量端的建设,这一方面主要通过和阿里系平台的合作完成——上一轮小猪开始接受云锋基金投资,被认为向阿里系靠拢。具体举措包括,今年4月,小猪宣布将房源接入飞猪平台的民宿短租频道,据36氪了解,首批接入飞猪的小猪房源数在5万以内;8月,小猪又向闲鱼全量输出其国内房源。

除了走向海外和低线城市寻求扩张和增长,小猪仍在持续完善民宿短租的基础设施,比如采用蚂蚁金服的核心技术,引入“刷脸入住”;推出面向房东的服务品牌“揽租公社”,降低房东的参与门槛。

“小猪选择了一种比较慢但现在看来正确的方式:一是在早期坚持了C2C模式获取房源,这构成了社区氛围的内核;二是重视运营,自己搭建了众包的摄影师网络、保洁阿里网络,这跟Airbnb在国外有成熟的社会化服务网络、专业的第三方公司来做支撑是完全不同的。”从2012年就开始跟踪小猪的晨兴资本合伙人程宇告诉36氪。

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民泊仲介サイトの小猪短租はこのほど、雲鋒基金、尚珹資本を中心に3億ドル(約340億円)を調達した。シンガポール政府投資公社(GIC)、愉悦資本、晨興資本、今日資本も出資した。小猪聯合の陳馳CEOは、「安全性とサービスに投資していく」と述べた。

小猪は2018年10月現在、世界650都市で50万件の物件を仲介している。

ライバルとみなすAirbnbの世界での物件掲載数は450万件、途家(Tujia)は120万件(うち国内は80万件)、美団点評(Meituan-Dianping)傘下の榛果民宿は25万件。36Krの取材によると、小猪は中国市場でAirbnbと同程度のシェアを持つが、携程旅行網(シートリップ)との資本関係を持つ途家には後れを取っている。

小猪は今後、戦略提携による国際化推進と、地方展開の2つの戦略を強化する。今年3月には東南アジアに強いブッキング・ホールディングス傘下のオンライン旅行代理店アゴダと、互いの民泊資源を共有する提携を結んだ。

Airbnbも、中国の地方都市での展開を強化している。同社の売上高に占める国内旅行事業のシェアは50%に達し、一級都市を除く地方都市での物件予約は170%伸びた。トップを交代し、中国市場重視の姿勢も鮮明にしている。

小猪は国内市場で物件数を拡充するとともに、アリババ系のプラットフォームと提携し、サイト訪問者数の増加にも取り組んでいる。今年4月に、アリババグループの旅行サイト飛猪(Fliggy)でも小猪の民泊物件を紹介できるようにし、8月には中古品売買サイト閑魚(Xianyu)とも提携した。
(翻訳・浦上早苗)

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