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バイオコンピューティング技術を駆使した創薬プラットフォーム型企業「百図生科(BioMap)」が、シリーズAで数億ドル(数百億円)を調達した。リード・インベスターは「GGVキャピタル(紀源資本)」。「バイドゥ(百度)」および同社創業者の李彦宏氏も追加投資を行った。
百図生科は、2020年11月にバイドゥ創業者の李彦宏氏によって設立された。先進的なコンピューティングとバイオテクノロジーを通し、マルチオミクスデータやハイスループットスクリーニング(HTS)、そして医薬品開発経験からの効率的な知識抽出により、疾患ターゲットと医薬品設計に関するマップを作成する。これにより、従来手探りであった創薬プロセスは、設計図を基にターゲットを探し出すというプロセスに変化した。
同社はこの手法を用い、自身と提携相手の創薬開発の効率を高め、最終的には世界で通用するファーストインクラス(画期的新薬)のオリジナル医薬品を開発しようと考えている。
今後は、腫瘍や自己免疫疾患、線維性疾患の免疫メカニズムなどの分野に注力し、「AI+バイオ製薬」企業としての役割を発揮していくとのこと。
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