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脳疾患の治療法の開発に取り組む脳科学企業「Neural Galaxy(北京優脳銀河科技)」がシリーズAで5億元(約85億円)を調達した。リード・インベスターは「本草資本(3E Bioventures)」、コ・インベスターは「荷塘創投(Lotus Lake Ventures)」「峰瑞資本(Frees Fund)」「光速中国(Lightspeed China Partners)」。
北京とボストンで事業を展開するNeural Galaxyは2019年7月に、ハーバード・メディカル・スクールの劉河生教授、マサチューセッツ工科大学の馮国平教授とRobert Desmone教授、そして起業家の魏可成(Coach Wei)氏により共同設立された。同社は人による脳の理解、保護、発達を支援することを目的としている。
同社が開発した革新的治療法「POINT Therapeutics(優点療法)」は、非侵襲型ブレインマシンインタフェース(BMI)により、人の脳で「信号の読み取り、解読、書き込み」を行い、個体レベルで検査測定・分析、診断を実施し、脳の機能領域全体を正確に定量化する世界初の「パーソナライズド・ブレイン・ファンクショナル・セクター(pBFS)」技術により、脳疾患に対する精密介入を実現する。
現在同社は、うつ病、アルツハイマー病、パーキンソン病、自閉症、脳卒中後失語症などの重度脳疾患の治療法開発に向け、中国トップクラスの病院の多くと共同で臨床試験を行っている。
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