アリババ支援の医療ビッグデータ「リンクドック」、米IPO中止で香港市場に転身

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アリババ傘下の医療関連ネットサービス「阿里健康(アリヘルス)」が出資する医療ビッグデータ分野のユニコーン企業「リンクドック(零氪科技、LinkDoc)」は、7月に米国での新規株式公開(IPO)計画中止を発表していたが、最近になって、非公開で2億~3億ドル(約219億~329億円)を調達し、香港でIPOを行う準備をしているとの情報が市場から伝わってきた。

中国国家インターネット情報弁公室は7月10日、「サイバーセキュリティー審査弁法(修正案意見募集稿)」を公開した。同弁法には、ユーザー100万人以上の個人情報を把握する企業が海外で上場する場合、国家サイバーセキュリティー審査弁公室にサイバーセキュリティー審査を申請しなければならないとの条文が追記されていた。

リンクドックは、この公告により米国IPOを中止することになった最初の企業である。

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