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カーメンテナンスのECプラットフォーム「途虎養車(Tuhu)」を運営する「上海闌途信息技術(Shanghai Lantu Information Technology)」が1月24日、香港証券取引所に上場申請を行った。共同スポンサーはゴールドマン・サックス、中国国際金融(CICC)、バンク・オブ・アメリカ、UBSが務めた。
途虎養車は2011年に創業。タイヤやシャシーなどの部品交換から、自動車のメンテナンス、修理に至るまで、幅広いサービスを提供している。もともと断片的で、ローカライズされていた自動車サービスのニーズを、デジタルプラットフォーム上で集約させた。同社は13年から21年までに、16回の資金調達を行っている。筆頭株主はテック大手のテンセント(騰訊)で、19.41%の株式を保有している。
目論見書によると、2021年第1~3四半期の売上は84億4000万元(約1520億円)、粗利益は13億1000万元(約235億円)、調整後の純損失は90億2000万元(約1620億円)だった。また2019年と2020年の売上は、それぞれ70億4000万元(約1260億円)と87億5000万元(約1570億円)、粗利益は5億2000万元(約93億円)と10億8000万元(約194億円)、調整後純損失は10億4000万元(約187億円)と9億7000万元(約174億円)だった。
20年12月31日時点で、同社は中国の独立系自動車アフターマーケットにおいて、店舗数および自動車サービスによる売上高で共に第1位、中国における自動車サービス分野での市場シェアは0.9%となっている。
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