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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、広東省深圳市はより厳しい制限措置を導入した。公共交通機関を運休し、住宅地や工業団地など一部地域での活動を縮小または完全に停止する。
米アップルの「iPhone」を受託生産する富士康科技集団(フォックスコン)も、同市内の工場の稼働を一時停止すると発表した。これを受け、iPhoneなどの供給に支障が出る懸念が高まっている。フォックスコンは「iPhone 13」の60%、「iPhone 13 Pro」の80%および全ての「iPhone 13 Pro Max」を生産している。
しかし、関係者によると、深圳工場は研究開発拠点で、大規模な生産は河南省鄭州市の工場で行っているという。鄭州工場は40万人近い従業員を抱えており、2021年秋にはiPhone 13の発売に備え、1万人以上を追加募集した。そのため、深圳工場の操業停止はiPhone 13の生産に大きく影響しないとみられる。また、iPhone 13の需要が落ち着いているため、供給や在庫にも支障が出ない見込み。
(36Kr Japan編集部)
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