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中国旅行予約サイト(OTA)大手の「携程集団(トリップドットコムグループ)」(NASDAQ:TCOM、9961.HK)は3月24日、2021年第4四半期と通期の決算を発表した。
新型コロナウイルスの流行が繰り返されたため第4四半期の業績は振るわず、売上高は前年より6%減少し47億元(約900億円)、株主に帰属する純損失は8億3400万元(約160億円)となった。前年同期の株主に帰属する純利益は10億元(約190億円)だった。
一方、通期の業績は回復し、売上高は前年比9%増の200億元(約3800億円)だった。株主に帰属する純損失は5億5000万元(約100億円)で、前年の32億元(約610億円)から大幅に縮小した。調整後のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は13億元(約250億円)で、前年のマイナス17億元(約320億円)から改善した。
同社は、2021年の売上高は新型コロナウイルス感染拡大前(2019年)の56%まで改善したと明らかにした。同年の中国の国内観光総収入は新型コロナ前の51%にまで回復している。
(36Kr Japan編集部)
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