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米アップルの製品に詳しい天風国際証券(TF International Securities)のアナリスト、郭明錤(ミンチー・クオ)氏はこのほど、アップルのウエアラブル端末「Apple Watch」について、「ベトナムでApple Watchの生産が開始されるとの報道があったが、私が把握しているところでは、すでに出荷が始まっている」とツイートした。
クオ氏は「Apple Watchの主要な組み立てメーカー『立訊精密工業(ラックスシェア)』は、中国とベトナムの両方に生産ラインを持っている。Apple Watch Series 7以降は、ベトナムから出荷される」とした上で、「Apple Watch Series 8では、ベトナムからの出荷が全体の6〜7割へと大幅に増加するだろう」と予測している。
クオ氏は続けて「ラックスシェアは、アップルの中国サプライヤーの中で先駆けて、中国国外に生産ラインを構築した」と述べた。
アップルは2014年9月10日、Apple Watch Series 1を発表した。市場調査会社「Canalys」によると、22年1〜3月期のウエアラブル端末の世界出荷量は、4%減の4170万台だった。そんな中、Apple Watch Series 7の根強い人気が功を奏し、アップルのシェアは前年同期の17.6%から約21%増えて22.1%となった。
(36Kr Japan編集部)
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